痛風の症状が手に。女性にも可能性はある?
痛風の症状が手に。女性にも可能性はある?
突然、手の痛みが走った。一般的には痛風は男性の病気だと言われていますが、女性でも手に痛風の症状が出ることはあるのでしょうか?女性でも痛風の症状が出る可能性に関しての情報をご提供いたします。もしも万が一その痛みが痛風の症状ならば、一刻も早い治療が必要ですよ。
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白井田七(しらいでんしち)
痛風の基本知識
そもそも痛風とは尿酸が体の中にたまり、それが結晶になって激しい関節炎を伴う症状になる病気です。
尿酸はどんな人の体の中にも一定量あります。通常であれば尿酸は血液中に溶けて循環し、腎臓を経由して尿として排出されます。
ところが何らかの原因で、血液中に溶け切らないほど尿酸濃度が高くなると、体は血液の外(主に関節部分)に尿酸を結晶として排出し、血中の尿酸値を一定に保ちます。
そしてこの結晶に白血球が異物として攻撃したとき、結晶の破片が神経を刺激して激痛が走ります。
痛風は体からのSOS
激痛を伴う患部の腫れという痛風の症状は通常1~2週間で治まります。
ですが、これは痛みが引いただけの状態で、高尿酸血症であることに変わりはありません。
高尿酸血症が続く場合、心血管障害や、脳血管障害などの生命を脅かす成人病を合併する割合も高くなります。
痛みが治まったから「治った!!」と思わず、尿酸値を下げる治療をしないといけません。
痛風の症状は女性にも手に出ることはある?
痛風というのは一般的に男性の病気だと思われています。
実際、痛風の患者数をみると98パーセントが男性で
女性は2パーセントしかいません。
何故かというと、女性はホルモンの関係で尿酸を排出しやすい体質なのです。
だから同じ食生活、同じ運動量でも、男性にのみ痛風の症状が出るのです。
しかし、体調を崩したり、年齢的な原因でホルモンバランスが乱れると、尿酸をうまく排出できなくなり、女性でも痛風の症状が出る場合があります。
痛風の症状は手よりも膝よりも下にでるのが一般的です。
ですから、女性に痛風の症状が手に出るというのは極めて稀なケースです。
絶谷にないとは言い切れませんが、ほとんどないと言っても過言ではありません。
あなたが女性で今回初めて手に激痛があるというのであれば、痛風ではなく、他の病気の可能性が高いです。
早めに医師に相談して、治療を行ってください。
痛風の症状が手に出たらどうなる?
痛風の症状が手に出たら、男性でも女性でも対処の方法に変わりはありません。
痛風の症状が手に出ているというのは、かなり痛風が進行してる証拠です。
一刻も早く内科、もしくは痛風外来のある病院に行って診断をしてもらい、治療を開始してください。
痛風が進行すると腎臓にも尿酸が溜まり、腎臓の機能が損なわれてしまう可能性があります。
そうなれば人工透析が必要になってきます。
自分で出来ることは脂っこいものに避け、和食を中心とした食事をするように心がけましょう。
あとウォーキングやストレッチなど、適度な運動も効果的です。
まとめ
まとめると
痛風の症状は女性にも出る可能性はある。
しかし確率はそんなに高くない。いや低い!
まして手に痛風の症状が出るなんてまずありえない。
万が一痛風なら一刻も早い治療が必要です。
以上、『痛風の症状が手に。女性にも可能性はある?』でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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