痛風の症状|膝の痛みはいつまで続く?
痛風の症状|膝の痛みはいつまで続く?
突然の膝の痛み、もしかしたら痛風の症状かも知れません。痛風は7割の人が足の指に発症しますが、逆に言うと3割の人は足の指以外の場所で発症します。膝にでた痛風は格別に痛いです。膝に出た痛風の症状はどのくらいの期間続くのでしょうか?膝の痛風についてご説明します。
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白井田七(しらいでんしち)
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痛風の基本知識
そもそも痛風とは尿酸が体の中にたまり、それが結晶になって激しい関節炎を伴う症状になる病気です。
尿酸はどんな人の体の中にも一定量あります。通常であれば尿酸は血液中に溶けて循環し、腎臓を経由して尿として排出されます。
ところが何らかの原因で、血液中に溶け切らないほど尿酸濃度が高くなると、体は血液の外(主に関節部分)に尿酸を結晶として排出し、血中の尿酸値を一定に保ちます。
そしてこの結晶に白血球が異物として攻撃したとき、結晶の破片が神経を刺激して激痛が走ります。
痛風は体からのSOS
激痛を伴う患部の腫れという痛風の症状は通常1~2週間で治まります。
ですが、これは痛みが引いただけの状態で、高尿酸血症であることに変わりはありません。
高尿酸血症が続く場合、心血管障害や、脳血管障害などの生命を脅かす成人病を合併する割合も高くなります。
痛みが治まったから「治った!!」と思わず、尿酸値を下げる治療をしないといけません。
痛風の症状は膝にも出ます
痛風の症状というのは足の指に出ることはよく知られてますが、足の指以外でも発病します。
冒頭でも書きましたが、足の指で7割です。ちなみに足の指以外で膝より下に出る割合は約2割です。
尿酸は関節部分で結晶化するので、膝でも痛風の症状が出ることがあるんです。
初めての痛風が膝に出ることはあるのか?
では今まで痛風発作を経験したことない人が、いきなり膝に痛風の症状が出ることはあるのでしょうか?
これは可能性としてはゼロではありませんが、まずありえないと思ってもらって結構です。
今まで痛風発作を起こしたことはない、でもこの激痛は・・・
と思ったら、たぶん痛風ではないので、ちゃんと病院で検査してもらって下さい。
痛風の症状が膝に出るとどのような痛みか?
足に出る痛風の症状のなかで膝に出るのが一番最悪なのではないかと思います。
足の指でも、かかとでも、足の甲でも痛風の症状がでると歩行困難になります。
ですが膝に痛風の症状が出ると、歩行困難を通り越して、起き上がらるのも困難という激痛が走ります。
もしもトイレが和式だったら、完全にアウトですね。しゃがむことなんて当然できません。
膝に出た痛風の症状はどのくらいの期間続くのか?
出る場所によって痛みの度合いがちがいますね。痛いか、とっても痛いか、耐え難い激痛か、といった違いですが・・・
膝に出た痛風は他の痛風の症状と同じように推移します。当然と言えば当選ですが。
起き上がるのもツライという激痛は最初の1~2日です。
まぁ1~2日でも十分長いんですけどね。
そのあと痛いけどなんとか、びっこを引きながら歩けるという状態が1~2週間ほど続きます。
それが終わったら、あの痛みはなんだったのだろう?と思うほど何の違和感もなくなります。
まとめ
もしも膝に痛風の症状が出て激痛を味わっているのなら、この痛みは長くは続かないということに一縷の望みをかけて耐えてください。
痛い時は病院にも行けないでしょうから、耐えるしかないのです。
そして痛みが引いたら痛風の治療を開始しましょう。
以上、『痛風の症状|膝の痛みはいつまで続く?』でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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