痛風の症状が足に小指でたら馬鹿にされた
痛風の症状が足に小指でたら馬鹿にされた
痛風の症状ってほかの病気に比べると人からバカにされやすくないですか?私も足の小指に痛風の症状が出た時、会社にいったら、すごくバカにされました。単なる飲みすぎと思われているようです。配慮は何もありませんでした。中には足の小指を触ろうとする輩までいる始末です。
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痛風の基本知識
そもそも痛風とは尿酸が体の中にたまり、それが結晶になって激しい関節炎を伴う症状になる病気です。
尿酸はどんな人の体の中にも一定量あります。通常であれば尿酸は血液中に溶けて循環し、腎臓を経由して尿として排出されます。
ところが何らかの原因で、血液中に溶け切らないほど尿酸濃度が高くなると、体は血液の外(主に関節部分)に尿酸を結晶として排出し、血中の尿酸値を一定に保ちます。
そしてこの結晶に白血球が異物として攻撃したとき、結晶の破片が神経を刺激して激痛が走ります。
痛風は体からのSOS
激痛を伴う患部の腫れという痛風の症状は通常1~2週間で治まります。
ですが、これは痛みが引いただけの状態で、高尿酸血症であることに変わりはありません。
高尿酸血症が続く場合、心血管障害や、脳血管障害などの生命を脅かす成人病を合併する割合も高くなります。
痛みが治まったから「治った!!」と思わず、尿酸値を下げる治療をしないといけません。
痛風の症状は足の小指に出ることもある
痛風の症状は足の親指の付け根に出る人がほとんどです。
全患者数の約7割の人が、足の親指の付け根に出ます。
しかし、逆に言うと3割の人は親指の付け根以外の場所に出るわけで、
そのなかでも足の小指というのは痛風の症状が出やすい場所です。
足の指に痛風の症状が出た場合の対処法
足の指に痛風の症状が出た場合、どのように対処したらいいでしょうか?
足の激痛が走っているときだからあれこれ考えられないと思いますので
一つだけ上限いたします。
それは
安静にして動かないこと
そんなことかと思うかもしれませんが、とても重要なことです。というのも日本人は少しくらい体が不調でも無理して会社行きますよね。有給休暇を使うのは不幸があった時くらいなもので、病気療養でもなかなか休めないのが実情です。
でも痛風の症状が出ているときは無理しても休んでください。
特に膝や足に痛風の症状が出ている場合、歩くだけで症状が悪化します。
まずはゆっくりと2~3日休んで体をしっかりと休めてください。
痛風の症状が足の小指でたら馬鹿にさた
これは痛風の症状が足の小指に出たからバカにされたわけではなく、痛風の発作が出ていること自体を馬鹿にされました。
痛風は一般的に「贅沢病」と思われていて、「いいもの食べてるから痛風になるんだよ」と言われてしまいます。
でもこれは誤解です。
昔は確かに「皇帝」とか「将軍」とか「殿様」くらいしか罹れなかったかもしれない病気ですが、
栄養過多の今日、普通に生活しているだけで痛風になる可能性があるんです。
しかもこの痛風という病気は完治というものがありません。
逆に言うと痛風発作が起こっていない人も痛風予備軍で、なんら変わりはないのです。
でも、痛風の症状が出てしまったら、ほかのだれを責めようもありません。
自分の不摂生な生活習慣が招いたこと。
馬鹿にされるのも甘んじて受け止めて
生活習慣を新たためることにします・・・
- 規則正しい生活
- バランスの取れた食事
- 適度な運動
わかってはいるけど、この簡単なことが難しいんですよね~