痛風の症状が足の甲に出た!期間はどのくらい?
痛風の症状が足の甲に出た!期間はどのくらい?
痛風の症状が足の甲に出た!その激痛は耐え難いもので1分が何十分もの長い期間に感じてしまいます。この痛みはいつまで続くんでしょうか?この記事では足の甲に出た痛風の症状がどのくらいの期間痛むのか、痛みが引いた後どうしたらいいのかに関する情報をご提供いたします。
痛風の症状が一番きつい期間に一番つらいのは、痛すぎて眠ることもできないことですよね。
私も先日、痛風発作が出たときは明け方まで寝れませんでした。
寝ないと腫れはひかない、でも痛くて寝れない・・・本当にキツかったです。
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痛風の基本知識
そもそも痛風とは尿酸が体の中にたまり、それが結晶になって激しい関節炎を伴う症状になる病気です。
尿酸はどんな人の体の中にも一定量あります。通常であれば尿酸は血液中に溶けて循環し、腎臓を経由して尿として排出されます。
ところが何らかの原因で、血液中に溶け切らないほど尿酸濃度が高くなると、体は血液の外(主に関節部分)に尿酸を結晶として排出し、血中の尿酸値を一定に保ちます。
そしてこの結晶に白血球が異物として攻撃したとき、結晶の破片が神経を刺激して激痛が走ります。
痛風は体からのSOS
激痛を伴う患部の腫れという痛風の症状は通常1~2週間で治まります。
ですが、これは痛みが引いただけの状態で、高尿酸血症であることに変わりはありません。
高尿酸血症が続く場合、心血管障害や、脳血管障害などの生命を脅かす成人病を合併する割合も高くなります。
痛みが治まったから「治った!!」と思わず、尿酸値を下げる治療をしないといけません。
足の甲にでた痛風の症状はどのくらい期間続く?
通常、足の甲に限らず、立っていられないような強い痛風の症状は1日、長くても2日で治まります。
この1~2日を乗り切ったからと言って、すぐに通常の生活に戻れるかというとそうではなくありません。
このあと1~2週間は痛みが残ります。足の甲はいたけど、何とか我慢して動くことができる、という状態です。
今の激痛はおそらく今日一晩
その後1週間ほどは痛みが残ると覚悟してください!
この間に無理をすると痛みや腫れが長引いてしまいます。
私は以前、足の親指の付け根に痛風が出たのですが、知識がなく、「温めて」「マッサージ」すればよくなるだろうと思っていたことがありました。
実践した結果は、足の親指以上に足の甲が腫れあがってしまい治るのに余計な時間がかかりました。
痛風の症状が出ている人は絶対に「温めたり」「マッサージ」はしないようにしてください。
地獄を見ます・・・
足の甲に出た痛風の症状が治まったらどうする?
では1~2週間経って痛みが引いたらどうしたらいいのでしょうか?
もう治ったのでしょうか??
とんでもありません!!
痛みが引いたからと言って痛風が治ったわけではありません。
痛風の症状が治まったら「快気祝いだ!!」とまたビールをかっ食らっていると、またしばらくすると痛風の症状が顔を出します。
痛みがないというのは、単にまだ尿酸の結晶ができていないだけで、血液中の尿酸濃度が高ければまた再発してしまうのです。
つまり痛風の症状が治まったら、尿酸値を下げる必要があるのです。
尿酸値を下げるには
①投薬治療
②生活習慣の改善
がありますが、おすすめは②の生活習慣の改善です。
投薬治療をしても完全に治るわけではなく、一生薬を飲み続けなければいけない場合もあります。
生活習慣が悪ければ薬飲んでも変わりませんし、薬を飲んでも飲まなくても生活習慣の改善は行われません。
それなら生活習慣の改善して、薬を飲まないほうが体にはいいです。
生活習慣の改善とは
- 適度な運動
- バランスの取れた食事
- 十分な睡眠
です。
単純なことですけど、これが一番難しいんですよね。
まとめ
痛風の症状が治まって、痛みがなくなったら生活習慣の改善に取り組んでくださいね。
だいたい1か月くらいは痛みの記憶が生々しいのでお酒も控えられますが、喉元過ぎれば熱さを忘れるとはよく言ったもので、すぐに元に戻っちゃうんですよね。
みなさんは気を付けましょうね^^
以上、『痛風の症状が足の甲に出た!期間はどのくらい?』でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。